眼瞼下垂チェック法「自宅で出来るまぶたのたるみチェック」世界一受けたい授業

最近急増している眼瞼下垂・チェック方法

7/14、世界一受けたい授業で頭痛・肩こり・不眠の原因はまぶたのたるみ!?
急増する眼瞼下垂症の恐怖!?ということで眼瞼下垂が原因で起こる頭痛や
肩こりと眼瞼下垂のチェック方法が紹介されました。

番組内では48歳の男性患者の方と78歳の女性患者の方が登場して、
眼瞼下垂と診断される前の症状と眼瞼下垂手術を受けた後の改善結果を話していました。

48歳男性患者は、慢性的な肩こりで湿布薬を常用していて365日貼り続けていました。
78歳女性患者は、頭が重くてズッキンズッキンというのがずっと続いていました。

これらの症状の原因はまぶたのたるみ、所謂、眼瞼下垂症だったのです。

眼瞼下垂症とはまぶたが垂れ下がる病気で、このたるみを放おっておくと
頭痛・肩こり・不眠といった体全体の不調を引き起こしてしまうんだそうです。

そんな恐ろしい現代病の研究に取り組んでいるのが福岡大学医学部形成外科学の
大慈弥 裕之先生。

眼瞼下垂症は最近認知されはじめ、先生の病院でも患者数が10年間で約7倍に急増しているそう。

眼瞼下垂症のメカニズムとは目を開けているとき瞼は眼瞼挙筋とミュラー筋という
2つの筋肉によって支えられています。
しかし、眼瞼挙筋がはずれて瞼がたるむとミュラー筋の負担が増大し、
ミュラー筋は交感神経と関わっているため、ミュラー筋の負担が続くと
緊張状態に陥り、不眠症やうつ症状等の神経症状が出て気分が落ち込むことも。

さらにその負担を減らすため、額などの別の筋肉が働いて、まぶたを上げようとします。
結果、額・頭・肩の筋肉が披露し、頭痛や肩こりを引き起こすことも。

また、老け顔の原因にもなるという瞼のたるみ。
最近の研究から日常生活の行動がたるみを進行させていることが分かったそうです。
その日常生活の行動とは、洗顔時にアイメイクを落としたりするのに目をゴシゴシこすったり、
コンタクトを入れたり外す時に瞼を引っ張ったり、目をこする癖などが挙げられます。
ソフトコンタクトを目に入れたり外したりするときには上瞼ではなく下瞼を押し下げて
入れたり外したりするのがいいそうですよ。

最近は若い人でも眼瞼下垂症になる人が多いということで、番組内では
眼瞼下垂症の見分け方として眼瞼下垂症のチェックの仕方が紹介されました。

眼瞼下垂症かどうかのチェックは、まず黒目の上にまぶたがどのくらいかかっているかがポイントです。
黒目の大きさに対して3割以上まぶたがかぶっている状態、つまり
黒目が70%以下しか見えていない場合は眼瞼下垂症と判断されます。

家でもできる!まぶたのたるみチェック!

1.1円玉に糸を付ける。

2.片目のまぶたの際に医療用テープで糸の付いた1円玉をを貼る。
眼瞼下垂症・まぶたたるみチェック

このテストで潜在的な眼瞼下垂もチェックできます。
医療の現場でも実際に行われている検査方法だそうです。

これをまぶたにつけることで、まぶたが黒目の半分以上に下がる場合は
眼瞼下垂症という判定になるそうです。
また、まぶたが半分以上に下がらなくても下がり気味だと将来、
眼瞼下垂症になる可能性が高くなります。

頭痛や肩こりなどの症状があり、眼瞼下垂の疑いがある人は眉毛の位置も高くなったり、
額にシワが入ったりという症状も現れるので、その点もチェックしてみてください。
(頑張って目を開けようとしてまぶたではなく、眉と額を持ち上げるため)

年齢が上になると多少は下がりますが、加齢による少しのたるみは問題ないそうです。

※このチェックはあくまでも眼瞼下垂症の疑いをチェックする方法なので、
気になる方は眼科や形成外科の病院で診断を受けてください。

ちなみに冒頭で紹介した48歳男性患者さんと78歳女性患者さんは
外れてしまった眼瞼挙筋を繋ぎ直す手術を受け、瞼のたるみを解消したところ、
男性は辛かった肩と首のコリが治り、女性は眉の位置が下がり頭痛も治り、
視界が良くなり、しかも若返っていました。

実は私もハードコンタクトレンズを10年くらい付けていて、レンズの刺激で
眼瞼下垂気味で結構辛いんですよね。いつか手術を受けたいと思っています。