ダチョウ抗体マスクインフルエンザ・花粉症に-アカルイミライ

ダチョウ抗体マスク

7/1、アカルイミライの衝撃速報で
「アレルギー大国ニッポンの救世主はダチョウ」というのが紹介されました。

この本の著者は、獣医学博士・獣医師・京都府立大学大学院教授で
ダチョウの研究を初めて10年の塚本康浩教授。

塚本教授は兵庫県神戸市にあるダチョウ牧場をはじめ、全国4箇所の牧場で
およそ500匹のダチョウを飼育しています。
実はこれ日本にいるダチョウの10分の1を飼育していることになるんだそう。

そんな塚本教授がなんとダチョウの抗体を見つけたんだそうです。
抗体とはウイルスや細菌を撃退するオートシステムの一つで
無害化したウイルスを打ち込むことで作られる、いわゆる予防接種と同じ原理。

そして体内で生成された抗体は卵にも送り込まれることが分かったため、
ダチョウの卵の黄身に特殊な液体を混ぜて機械にかけ抗体を抽出し、
これを色々な物に応用することを研究しているんだそう。

ダチョウは生命力が強く、怪我を負っても2週間目で傷が塞がって
1か月後には元通りになっているということがあり、それを見て、
回復力の強い動物から出てくる抗体ということで何でもやっつけてくれる力があると想像したんだそう。

そこでダチョウ抗体の研究を始め、抗体が完成した頃、鳥インフルエンザが発生し、
その時に塚本教授は獣医師でもあるので実際に養鶏所に入って行くことに。
より安全なマスクや防護服を着たいということで、ダチョウの抗体を防御用の素材として
活用したいと考え、ダチョウ抗体のマスクを発明。

これは一般的なインフルエンザにも効果があるとして市販されるやいなや、
爆発的な大ヒット商品となりました。

インフルエンザだけでなく花粉症にも効果があるんだそうですよ。