有田焼万華鏡・有田焼万年筆-夢の扉/佐賀ダンボール商会・石川慶蔵
有田焼万華鏡・有田焼万年筆
10/28、夢の扉で有限会社佐賀ダンボール商会・社長の石川慶蔵さんが
ドリームメーカーとして紹介され、それとともに有田焼万華鏡が紹介されました。
石川さんは、11年前に大腸がんで病院に入院した際、
木製の万華鏡を病室に持ち込み、他の患者さんにもその万華鏡を
貸してあげたところ、皆が元気になったことをきっかけに万華鏡を
作ろうと思いついたんだそう。
石川さんが暮らす佐賀県有田町には約100の窯元がありましたが石川さんが
有田町にやってきた時、有田焼の売上は落ち込んでおり、有田焼で
万華鏡を作ることに。
しかし有田焼は秘伝の技法で作られるため、それぞれの窯元がその手法を
さらすことはご法度になっていたんですが、石川さんは食い下がり、
何とか製作開始にこぎつけることに。
製作し始めても有田焼は高温で作るため、約12%も縮み変形する難しさがありましたが、
万華鏡作家や専門家を集めチームを作り特別な土を使って作ることに成功。
ついに有田焼万華鏡が完成したんですよね。
万華鏡の次には有田焼万年筆に挑み、2008年のG8北海道洞爺湖サミットで
贈答品にも選ばれたそう。
この有田焼万年筆は調印式などでも使われているそうですよ。
日本の伝統工芸が新しい形で身の回りにあふれるのは素敵なことですね!