衣笠丼レシピ(作り方)京都ヒミツのごちそう-秘密のケンミンSHOW
京都府民のヒミツのごちそう 衣笠丼
7/26、秘密のケンミンSHOWは京都府民の真の姿教えますよって、
よう聞いておくれやすSPでしたね。
そこで、京都府民のヒミツのごちそう・京都お蕎麦屋さん編で
「衣笠丼(きぬがさどん)」というのが紹介されました。
訪れたのは、京都市左京区にある京うどん生蕎麦「おかきた」さん。
お蕎麦好きの京都府民が訪れていて、メニューを見てみると
にしんそばなど京都府民が好きなお蕎麦メニューが並ぶ中、衣笠丼(900円)の名前も。
もう一軒、伏見稲荷大社のお膝元・京都市伏見区にある「そば処ひさや」さんへも
行ってみたところ、こちらのお店にも衣笠丼(700円)が。
京都府民なら誰でも知っている謎の丼「衣笠丼」とは一体なんなんでしょうか。
ここで京都府民である中村玉緒さんと山村紅葉さんがカミングアウト。
「京都府民はお揚げさんと九条ねぎを卵でとじた衣笠丼が大好きなんです。」
京都府民は油揚げと九条ねぎを卵でとじた衣笠丼に山椒をかけて
食べていましたよね。とってもヘルシーで美味しそう♪
実は京都府民は油揚げ・がんもどきの一世帯あたりの
年間支出金額が福井県民に続いて第2位の油揚げ大好き府民で、
スーパーでも23種類もの油揚げが取り扱いされていました。
気になる、衣笠丼の作り方も紹介されましたよ。
教えてくれたのは京都市左京区にある京うどん生蕎麦「おかきた」さん。
京都府民大好き・衣笠丼の作り方
材料(1人分):
油揚げ 1/2枚
昆布と鰹のだし汁(濃いめ)150cc
九条ねぎ 適量
天丼などにも使う丼汁 大さじ3
ザラメ 小さじ1
ご飯 丼1杯分
卵 1個
作り方:
1.油揚げを2cm幅くらいに切る。
2.昆布とカツオでとった出汁の中に入れる。
3.九条ねぎ斜め細切りにして2に加え、丼汁とザラメも加えたら、
火にかける。
4.油揚げに味が染みたら、丼にご飯を盛り、具材だけを乗せる。
5.3の残った出汁に溶いた卵を流し入れ、半熟になるまでとじる。
6.フワフワ半熟状になったら、4の具材の上にまんべんなく流し入れて完成!
衣笠丼は京都府民が愛しているだけあって、スーパーのお弁当にもあるし、
学校の給食や京都府庁でも出されていましたね。
そもそも一体何故、京都で「衣笠丼」は誕生したのでしょうか。
数ある京都の老舗のお蕎麦屋さんの中でも創業1465年という
京都市中京区にある本家尾張屋の16代目当主・稲岡さんに話を伺いました。
稲岡さんによると、
「いつから(衣笠丼)があるかは分からないですけども、
うちには明治中期からあったという風に記録が残ってますね。」とのこと。
残念ながら衣笠丼発祥の起源は不明でしたが、少なくても
明治中期にはすでに衣笠丼は食べられていたということですね。
続けて稲岡さんが、
「ただ、衣笠丼というのは京都の左大文字の金閣寺の横にある
衣笠山から名付けられたお丼で九条ねぎは木々の緑で
お揚げが木の幹で玉子は土という風に京都はただ名前を付けるのにも
名前から食欲を湧かせるような詩的な名前を付けるのがあった」と言っていました。
というわけで、衣笠丼のルーツは分からなかったけれども、
衣笠丼というネーミングは京都府民の雅なセンスが生んだ名前
だったということは分かりました。