しょーびき餅レシピ・茨城県-秘密のケンミンSHOW

秘密のケンミンSHOW 新春・秘密のお餅祭り
茨城県 筑西市周辺のお餅の食べ方

2013/1/3、秘密のケンミンSHOWで茨城県筑西市周辺のお餅の食べ方として
しょーびき餅というお餅の食べ方が紹介されました。

しょーびき餅とは焼き鮭をお餅で挟んで食べるというもの。

焼いたお餅を手で引き伸ばし、そこに一口大にした焼き鮭を乗せたら、
お餅で挟み込んで食べるんですが、お餅の甘みと鮭のしょっぱいのが
絶妙に合うんだそうです。

お宅によっては、焼き鮭をお餅で挟んでさらに海苔で巻いて醤油をつけながら
磯辺餅のようにして食べたり、塩引鮭と納豆をトッピングして
食べるということもあるそうです。

しょーびき餅というのは塩引き鮭を使うことから
「しおびき」⇒「しょーびき」となっているため、他のお魚を
挟むことはないそうです。

一般的に塩引鮭は塩漬の鮭を乾燥させたもののこと。
北海道民も大好きでよく食べますよ。
ご飯には塩引鮭がとっても合うんですよね〜。

ですが、茨城県筑西市周辺の茨城県民は塩漬けして冷凍にした新巻鮭のことを
塩引鮭と呼んでいるんだそう。

では、なぜ茨城県筑西市周辺の茨城県民は「しょーびき餅」を食べるでしょうか。

茨木民俗学代表理事の今瀬文也さんに伺いました。

今瀬さん曰く、
「しょーびき餅は少なくとも江戸時代から食べられていたと思われます。
茨城の利根川は鮭が遡上してくる南限で有名な水戸光圀も鮭の皮と
35万石を交換しても良いと言ったほど鮭が好きだった。」とのこと。

つまり昔から大好きな鮭とお餅を合わせて食べるようになり、
「しょーびき餅」を食べるようになったんだそうです。

塩気と甘味のコラボ!これはきっと美味しいでしょうね^^

みのさんも「旨い!甘く感じる!塩気が入ることで」と言っていました。