夏のご当地麺-知っとこ

知っとこリサーチ・夏のご当地麺

6/1、知っとこ・知っとこリサーチのコーナーは
夏のご当地麺の特集でした。

日本全国その地域だけで食べられている地元じゃ当たり前の夏の麺。
冷たい麺からスタミナ麺まで大集合!

紹介された夏のご当地麺をご紹介します。

★新潟・ケーキ屋さんのレーメン=新潟県長岡市にある美松のレーメン

ミマツは実はケーキ屋さん。
そのケーキ屋さんで食べることが出来るのがレーメン(650円)。
長岡の夏の名物なんだそう。
野菜がたっぷりと盛られていて見た目はまるでサラダボウルのよう。
自家製マヨネーズが味の決め手になっています。
麺は中太の特製麺でこれを茹でてから氷水でよく締め、
氷を入れた器に盛り付け、醤油ベースの酸味がきいたスープを注ぎ、
きゅうり、レタス、トマトをたっぷりと盛り付け、半分のゆで卵、
チャーシュー、カニカマをトッピング。
そこに特製マヨネーズをたっぷり!
これが長岡では知らない人はいないという、ご当地麺のレーメンです。

お菓子屋さんは夏は非常に暇だったため、お菓子にも利用する小麦粉を
使ってレーメンを提供することを思いついたんだそうです。
またケーキの生クリーム作りの技術をマヨネーズに応用していて作り方や
材料は企業秘密なんだそうです。

★庄内の真っ黒焼きそば=山形県庄内にあるテンテンの庄内焼きそば

テンテンで出しているのは真っ黒な焼きそば、庄内焼きそば(600円)。
真っ黒に見せているのは上にたっぷりとかかった味付け海苔!
普通サイズで250〜300gもあるという大盛り好きにはたまらないデカサイズ。
大盛りだと倍以上の量になるんだそうで、お客さんの半分以上は
大盛りを注文するんだとか。
味付け海苔の下に隠れているのは半熟の目玉焼きと庄内豚。
このとーってもボリューミーな焼きそばのお味はというと、自分で
お店オリジナルのあっさりソースをかけるんだそう。
ちょっとかけすぎかなというくらいが丁度良いんだそうです。

自家製麺を干しエビ・キャベツとともに炒め、庄内豚は別に炒めてから
特製醤油ダレに付け、お皿に出来上がった麺を乗せ、その上に
半熟目玉焼き、タレにつけた豚肉を乗せ、味付け海苔をこれでもかというくらいに
トッピングすれば完成!
とってもスタミナ満点で美味しそうで、一度食べてみたいなと思わされました。

★福岡県博多・ラーソーメン=福岡市博多区にある居酒屋「ふとっぱら」のラーソーメン

居酒屋「ふとっぱら」にあるのが、ラーソーメン(420円)。
ラーソーメンとはラーメンをソーメンのように冷たくして、
そうめんのような"つゆ"で食べるラーメンのこと。
このラーソーメンを作ったきっかけは、女性の方で豚骨が苦手な方がいるので
豚骨ラーメンが苦手でも食べられる麺を作ろうと考案したんだそう。
すでに考案されてから30年以上たっているというメニューです。
使われているのは極細麺で、しっかり冷やされた後、氷とともに器に盛られ、
おろししょうが入りの特製つゆでいただきます。
夏には食欲が進みそうな、ご当地麺ですね!

★奈良の超濃厚ラーメン=奈良県天理市にある天理ラーメン(屋台店価格650円)

奈良県天理市にある人気ラーメン店・彩華のサイカラーメン。
地元では天理ラーメンの名前で親しまれているんだそう。
白菜などの野菜とニンニクがどっさりと入ったピリ辛濃厚なスタミナ麺。
肉の旨みが溶け出した一子相伝の特製しょうゆダレとトンコツ&鶏がらスープを
ベースに大量のきざみニンニク・豚肉・白菜・ニラを炒め合わせ、ラージャン
呼ばれる唐辛子ペーストを合わせたら、特製の細ちぢれ麺に注いで完成。
病み付きになる美味しさだそうです。

山形県のモチプチそば=山形県酒田市の「むきそば」(400円)

むきそばとは、そばの実を製麺せず、実をそのまま茹で上げて、
お出汁をかけたもののこと。
酒田では古くから食べられてきた伝統の味です。
冷たくすっきりとした味わいで夏にぴったりの美味しさで、
酒田では普通にスーパーでも売られていて、お祝いや行事の折にはかかせない
家庭の味なんだそうです。
滋養強壮に良く、胃にも優しいので〆にもぴったりのご当地麺です。

by カエレバ